2017/12/29

集中できる環境

私は高大一貫の学校に通っているため、大学受験をしていません。そのため、受験に関するお話はすることができないのですが、勉強に対する姿勢についてお話させていただきます。

内部進学というのは、1年~3年2学期までのすべての成績が点数化され、上位の人から希望する学部・学科を選択することができます。簡単に言ってしまえば、指定校推薦と似たような制度なのですが、違うのは3年2学期まで含まれること、全員が同じ学校を希望するため、狙いがぶれにくいことなどがあります。
私の学校は内部進学率が95%以上ある学校でしたので、希望の学部・学科に進学するためには、受験がないとはいえ、授業・テストのための勉強はそれなりにする必要がありました。

私の勉強法は、一言でいえば朝勉です。ありきたりな方法だと思われたと思います。が、私の朝勉は午前2時か3時から始まります。友達にはそれは朝じゃなくて夜だよ・・といわれ続けていますが、朝なんです。なぜならしっかり寝てから始めるからです。この勉強法は中学から大学3年になった今でも続けています。中学で運動部に入っていたため、部活を終えて帰宅してから勉強する気力も体力もありませんでした。そんなときに顧問に言われ始めたのが、この勉強法でした。

21時、22時には寝て2、3時に起きる。最低でも4時間前後は寝ていました。(でも、お休みの日は目覚ましをかけず好きなだけ寝ます。毎日4,5時間睡眠はさすがに体がもちません。)私が好む勉強の環境が、しずかであること、人の気配が少ないこと、音を出しても平気なこと、人目を気にせず楽な恰好でできることというわがまま放題なものでした。もちろんこれがすべてそろっていないと勉強できないなんてことはないですが、この条件がそろうときが一番集中できて、一番頭に入るのです。そして、この条件をすべて満たすのが、朝勉でした。眠気と疲れと戦いながら1日の最後に勉強するよりも、寝て疲れを取った後1日の最初に勉強するほうが、同じだけの時間をやっても頭に入る量が段違いです。目標としているところまで終えられたなら、二度寝ができることも最高でした。唯一の欠点は目覚ましで起きられない人には不可能な勉強法であるということなのですが…そこは何十個も時間差で目覚ましをセットして頑張ってください。

最後となりますが、私が主張したいのは、自分が最大限集中できる環境を見つけ出すのが大切であるということです。その環境を見つけることが、効率の良さに繋がり、より勉強ができます。時間は有限です。この年になるとバイトだったり用事だったりでより自由に使える時間に制限があるでしょう。ない時間を作りだすのは不可能です。なら、限りある時間の中でいかに効率的に勉強できるかが成否の分かれ目だと思います。そしてそれを叶える1番の方法が環境だと思います。

スタッフ:R.M

2017年6月より究進塾スタッフ。新メンバーながら安定感ある仕事っぷりで一目置かれています。座右の銘は「やらずに後悔よりやって後悔」。趣味は舞台観劇。趣味にも一生懸命なところも彼女の魅力!

 

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