2016/3/7

計算ミスをなくすには

Q.計算ミスが多く、試験で点数を落としてしまいます。計算ミスを減らす方法はありませんか?

A.

計算ミスに関しては、「クセ」のようなものです。 それを試験で防げるかどうかは、自分のクセの傾向をどれだけ正確かつ詳細に把握しているか、にかかっています。

なんとなく「自分は計算ミスが多いかも」というところまでしか把握していない人と、「自分は-を右辺に移項する際に、符号ミスをしがち」というところまで把握している人とでは、試験でのミスの発生率は全く違います。 そのため、ミスをした際には、その原因を自己分析し、赤ペンでコメントを残しておくことをお勧めします。

 

・左辺から右辺の移項したときに-をつけわすれた

・-(-3)を-3としてしまった

などと、自分で思いつくかぎり具体的にミスの分析コメントを書いておくことです。

生徒さんが小学生、中学生の場合は、親御様にそのコメントを見ていただいて、もっと具体的に分析するべき余地があればそれをご指摘いただければと思います。 試験前には、そのミスへのコメントをもう一度じっくり見直してから臨めば、自分でミスを回避できるはずです。

究進塾代表 : 並木陽児

大学受験の化学を教えています。趣味は読書と野球観戦(ベイスターズファン)、カレー食べ歩き、子供の遊び場開拓。1児の父として子育てしていることから、最近は幼児教育にも関心を持っています。

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