日本留学試験(EJU)とは?
日本留学試験(EJU)は、留学生として日本の大学に入学をするさいに必要とされる「日本語」能力とその他の科目(「総合科目」(地理・歴史・経済・政治)・「理科」(生物・化学・物理)・「数学」)に関する基礎学力のレヴェルをはかる試験です(独立行政法人「日本学生支援機構(JASSO)」が実施)。
日本の大学に入学を希望する留学生は、一年に2回(6月と11月)に実施されるこの日本留学試験(EJU)を少なくとも1回は受験し、その結果を入学を希望する大学にそのほかの出願書類とともに提出する必要があります(日本留学試験(EJU)の結果の提出をも義務づけない大学や、学部によって必要とされる受験科目が異なる場合もあるので、入学を希望する大学やその学部の出願条件などを良く読んで理解しておくことが大切です)。
日本留学試験(EJU)対策コースについて
日本留学試験(EJU)対策コースでは、日本留学試験(EJU)で高得点を取るための個別指導を行います。以下に科目ごとに指導内容や指導目標などをまとめておきます。
※対面授業でもオンライン授業でも、どちらでも受講可能です。
※「日本語」対策については、集団講座を開催します。詳しくはこちらをご覧ください。
科目
日本語、数学、理科(物理、化学、生物)、総合科目
日本語
【指導内容】
日本留学試験(EJU)の「日本語」で高得点を取るため、日本留学試験(EJU)の「日本語」の試験で出題される日本語の「記述」「読解」「聴読解」「聴解」能力の総合的な向上を図ります。
【指導目標】
海外から来た留学生のみなさんは、それぞれ日本語のレヴェルが異なるはすで
す。そのため、まずは初回の体験授業や面談などで受講予定のみなさんの日本語能力を把握し、受講予定のみなさん一人ひとりの日本語のレヴェルに合わせた教材を用いて、そのレヴェルに見合った個別指導を行っていきます。日本語のレヴェルがまだまだ十分ではない受講生には日本語の基礎レヴェルから、また、日本語のレヴェルがある程度高い受講生にはそれに見合った高いレヴェルの指導を行い、最終的には受講生のみなさんが日本留学試験(EJU)の「日本語」の試験で東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学などの超一流校をはじめとする大学に合格できるレヴェルの日本語能力が身につくよう、個別指導の利
点を最大限に活かしながら指導していきます。
数学
日本留学試験(EJU)は日本の高等学校の指導要領に則って作られています。国ごとの指導要領の違いなどもあり、必要な知識の定着度は人によって様々です。このコースでは、基礎知識の解説はもちろんのこと、どの単元をどの程度学習すべきかのアドバイスなどを、ひとりひとりの習熟度に合わせてお伝えしていきます。
・進め方の一例
①単元ごとの定着状況の確認
②未習単元の知識の解説
③実際の試験に登場する問題の演習
基本的には体験授業の際に①を行い、その後の学習の方針を立てます。この時点では試験範囲の単元をほとんど学んだことがないという方も多くいらっしゃいます。そういった単元については、授業内で一から解説を行います。
②では、日本の高校生が実際に使用する問題集を用いて知識の習得を行います。すでにお持ちの問題集が学習に適しているようでしたらそれを使うこともありますし、こちらから問題集を指定することもあります。
③では過去問や市販のEJU対策問題集を利用し、習得した知識の使い方を学びます。これらの学習を通して、問題を解く上でに必要な数学力が身につくよう指導を進めていきます。
総合科目
【指導内容】
日本留学試験(EJU)の「総合科目」で高得点を取るため、日本留学試験(EJU)の「総合科目」で出題される「地理」「歴史」「経済」「政治」などの各分野に関する基礎学力の向上を図ります。
【指導目標】
海外から来た留学生のみなさんは、日本留学試験(EJU)の「総合科目」の試験で出題される「地理」「歴史」「経済」「政治」の各分野に関する知識量や基礎
学力がそれまで受けてきた教育環境の違いなどによりそれぞれ大きく異なるはずです。そのため、まずは初回の体験授業で受講予定のみなさんの「地理」「歴史」「経済」「政治」の各分野に関する知識量や基礎学力を把握し、受講予定のみなさん一人ひとりのレヴェルに合わせた教材を用いて、そのレヴェルに見合った個別指導を行っていきます。「地理」「歴史」「経済」「政治」の各分野に関する知識量や基礎学力がまだまだ十分ではない受講生には、「地理」「歴史」「経済」「政治」の各分野に関してそれぞれ丁寧で分かりやすい概説と解説を行って基礎レヴェルからしっかり指導し、また、「地理」「歴史」「経済」
「政治」の各分野に関する知識量や基礎学力がある程度高いレヴェルにある受講生には日本留学試験(EJU)で過去に出題された問題や予想問題に取り組む
などしてそのレヴェルに見合った高いレヴェルの指導を行い、最終的には受講生のみなさんが日本留学試験(EJU)の「総合科目」の試験で東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学などの超一流校をはじめとする大学に合格できるレヴェルの知識量と基礎学力が身につくよう、個別指導の利点を最大限に活かしながら指(し)導(どう)していきます
究進塾の日本留学試験(EJU)対策コースだからこそできること
海外から来る留学生のみなさんは、言葉も文化も環境も大きく異なる日本という新しい国に初めて来て、勉強においてもあるいは日々の生活においてもさまざまな悩みや問題を抱えることもあろうかと思います。たとえば、「どの大学に行けばいいのか」、「どの学部に行くのがいいのか」といった大学や学部選びに関する悩み、大学への出願方法や出願書類の書き方あるいは「推薦状を誰に書いてもらえば良いのか分からない」といった大学へ出願を行うさいのさまざまな悩み、「面接試験でどのようなことを聞かれ、どのように答えたらいいのか分からない」といった面接試験に関する悩みをはじめとして、ビザの更新や延長に関する悩み、住居や引っ越しに関する悩み、「日本人の友達をつくりたいけどそうしたチャンスがない」といった悩みなど、さまざまな悩みや問題を抱えることもあろうかと思います。もし、そうした悩みやあったり何か問題が起こったときには、どんな悩みでも、どんな問題でも気軽に相談してください。かならず親身になってみなさんの悩みや問題を解決するための力になります。勉強以外のことでもそうした手厚いサポ―トやフォローができるのも個別指導を基本する究進塾ならではの特長ですので、ぜひ一度教室に足を運んでみてください(もちろんオンラインでも大丈夫です)。それではみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!
主な担当講師
日本語・総合科目

久慈大介
慶應義塾大学文学部史学科民族学考古学専攻卒業
慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻(民族学考古学)修士課程修了
指導力はもちろん、コミュニケーションがしやすく、面倒見のよさも兼ね備えています。これは自身が中国に留学した際に温かく接してもらった経験がベースにあるそうです。

宮本匡
法政大学大学院政策創造研究科修士課程修了
2000年から14年間、大手旅行会社で教育旅行の営業職を担当し、国内外を添乗員として同行する。その後、2014年に文化庁届出受理の「420時間日本語講師養成講座」を修了。ベトナムでは日本語実習機関、ロシアでは大学など海外での実務経験を積み2019年に帰国。現在は「食文化による多文化共生」研究の傍ら、対面・オンラインを問わず日本語教育の道を歩み続けています。
数学

吉田光佑
千葉大学理学部数学・情報数理学科卒業
千葉大学大学院 理学研究科 数学・情報数理学コース 博士前期課程修了
数学の専門家ですが、長く塾講師として活躍しており、生徒と同じ目線に立って「どこが理解できていないか」を見抜く能力が高いです。
キャラクターも生徒様の特性を見たうえで上手にリードでき、親しみの持ちやすいおすすめ講師です。
物理・数学

西岡泰城
東京大学大学院理学系研究科博士課程物理学専攻修了(理学博士)
日本大学理工学部精密機械工学科元教授。退官後は特任教授として活躍。元大学教授でありながら非常に気さくで物腰が柔らかく、生徒に寄り添う指導が得意な講師です。また、大学教授時代から研究室に多数の留学生を受け入れてきた経験があり、留学生への接し方、指導に熟練しています。
料金
入塾金・授業料・管理費のみです。お支払い方法は、受講した時間分の授業料を翌月に後払い(銀行振込)となります。
詳細についてはこちらのページをご覧ください。
短期集中コース
究進塾は、教時間がないという方に向けた短期集中プランもご用意しております。
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