数学検定対策

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究進塾の数学検定コースでは、中学数学範囲の5級、4級、3級、高校数学範囲の準2級、2級、準1級、 さらには大学教養課程範囲の1級まで指導可能な講師が、数学検定の出題傾向や点数獲得の技術などを詳しく解説いたします。

『数学検定』は、『公益財団法人日本数学検定協会』(以下『数検財団』と書きます)が実施する検定試験で、 数学検定の受検に年齢制限はないため、未就学のお子様からご年配の方まで、自由に挑むことができます。 稀に小学生や中学生の方が大学教養程度の1級に合格したとのニュースが、新聞やテレビなどで報じられることがあります。 数学検定は、2023年2月時点で最高級(過去には大学数学範囲の段位がありました)の1級の一部の問題を除いて、 標準的な参考書に書かれた難易水準を上回る難問が出題されることはほとんどありません。しかし計算技能を試す1次検定(得点率70%以上で合格) では素早く正確な処理能力が問われ、また思考や記述の技能を試す2次検定(得点率60%以上で合格)では思考や計算の過程を正確に表現する能力が問われます。 独学では習得しにくい分野などありましたら、講師と一緒に学んでゆくことが合格のための近道となります。

このコースの最大の目標は、数学検定に合格することです。数検財団が発表している過去の合格率を見てみると、 高校理系数学範囲までを問う準1級の合格率は2021年において20.2%で、1級に至っては7.1%となっており、 年齢などを問わない試験であることを考えても、基礎事項の理解があやふやなままでは合格はおぼつかないことでしょう。 まずは過去問題をいくつか解いてみて、その出題内容を体験してみることが大切です。その学習によって数学の問題解決能力が向上し、 ひいては思考力や表現力が高まり、さらには数学を学ぶことの楽しさを知る機会となるかもしれません。 また、学校や企業などによっては、進級や進学、就職などに数学検定の合格履歴を評価することもあります。 様々な学習環境や背景を持つ学習者様の数学的能力向上と検定合格を目指して、講師一同支援を行ってまいります。

進め方

このコースでは、まずは過去問題を見ながら、生徒さんと一緒に学習計画を立ててゆくことになります。 どの級も、より下の級の出題範囲をすべて含めた幅広い分野から出題されますが、1次2次ともに出題頻度の高い分野があります。 その傾向を考えつつ、まずは弱点の補強と、素早く正確な計算技術の習得、論理的な表現技術の習得を目指します。 その際に用いる教材としては、学校教科書も有効ではありますが、数学検定の対策としては、やはり数検財団が編集した過去問題集を用いて、 要求されている技術水準及び思考水準に慣れていくことが最善と思います。

使用する教材

現在学校に通われている生徒さんには、まず教科書をご用意頂いて、各分野の基礎概念、公式などの理解度を確認することをお勧めします。 得意な分野はさらに伸ばして得点源にできるように、また苦手な分野は成長の余地が大きいので時間をかけて 基礎から理解することを目指します。数学検定の問題集や対策本としては、数検財団が多くの本を編集しており、こちらで紹介されています。

準1級以下の基礎を幅広く復習したい方には
・実用数学技能検定 要点整理(5級から準1級まで)

準1級以下の過去問題を解きたい方には
・実用数学技能検定 過去問題集(5級から準1級まで)

1級の基礎を幅広く復習したい方には
・実用数学技能検定1級「完全解説問題集」(準1級または1級)

1級の過去問題を解きたい方には
・完全ガイド! 数学検定1級 出題パターン徹底研究(準1級または1級)
などがお勧めです。

オンライン指導

数学検定コースでは、教室個別指導コースの他に、オンライン個別指導によるコースもあります。
自宅にいながら学習できるので、時間がない方や塾が遠方という方におすすめです。
料金や進め方は教室個別指導と全く同様です。

短期集中コース

試験間近でとにかく時間がない!という方におすすめです。
短期間で合格に必要な知識を得られるよう学習を進めます。
短期集中コースの詳細はこちら

主な担当講師

山口雅司

東京理科大学理学部数学科卒業。東京大学大学院数理科学研究科修士課程修了(解析系)、同博士後期課程単位取得退学。東京大学理学部数学科における複素解析学のTA、青山学院大学理工学部で線形代数学、微分積分学の非常勤助手を経験。数学検定1級、初段、2段に合格。

講師からのメッセージ

数学検定は、1級を除いて、過去問題を上手に活用することで入学試験などに比べて短い期間で合格する水準に到達できます。一方で1級に関しては、1次の計算技能検定はとても素早く正確な計算技術が求められる難関で、2次の数理技能検定も稀に日本数学オリンピック予選(本戦や、国際数学オリンピック水準では恐らくありません)水準の問題が出る、油断ならない検定です。2次は1問1点で選択2問、必答2問の計4点満点であり、必答問題は大学理工学系1年時の定期試験程度のごく基礎的な問題となります。まずはこの必答問題で満点近く獲得し、さらに選択問題2問で0.7点ほどを獲得して合格するプランを立てることになります。数学検定を通して、数学力を高めて頂き、またもし叶いましたら、問題を解く楽しさをご体験頂けたらと思います。

講師の解答例
数学検定解答例

最年少数学検定1級合格!

当塾のオンライン個別指導を受講していた安藤匠吾様が史上最年少で数学検定1級に合格しました!

【取材記事(神戸新聞)】

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201912/0012947526.shtml

【受講期間】2018年4月~2019年10月
【当塾での受講期間中に合格した級】準1級→1級
【主な授業形態】

毎回の授業で分からない問題を質問してもらい、担当講師がそれに答える形で進めました。

【担当講師の感想】

授業で扱った内容をすぐ吸収してくれるので教えやすかったです。また、数検の試験対策を越えて、数学的に本質的な深い内容まで質問されるので、教える側としては毎回気が抜けず、鍛えられました。

教室指導及び短期集中コース

究進塾は、教室個別指導の他に、オンラインによる個別指導、また時間がないという方に向けた短期集中プランもご用意しております。
学び方は様々です。ご自身の目標や勉強スタイルに合ったコースをお選びください。

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料金

入塾金・授業料・管理費のみです。
支払い方法は、受講した時間分の授業料を翌月に後払い(銀行振込)となります。

詳細についてはこちらのページをご覧ください。

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