小川さん合格インタビュー2

オンライン授業を受講して東京大学理科一類に合格した小川さんと、担当講師の上野講師に究進塾代表の並木がインタビューしました。

上野先生は「小川君の合格の秘訣」をどう分析していた?

並木:オンライン授業で上野先生が一番大切にしていた点というのは?
上野:対面式授業とは違って、教えている内容が生徒にちゃんと伝わっているかとか、本当に理解してくれているのかなどが雰囲気的に伝わりにくい。なので、その辺りをすごく気にしていました。
並木:確認方法としては具体的に?
上野:最後にまとめて「小川君の方から質問ある?」って聞いたりしましたね。「今言ったことをもう一回説明してみて」とか、稀にですけどやったり。
並木:一方通行にならないようにっていうことですよね。大事な点ですよね。具体的に小川くんの授業のときに、気を付けた点や大変だった点、特に工夫した点はありますか?
上野:あるかな(笑)? 言われたことをちゃんとやってくれる子だったんですよね。強いてあげると、理系であるがゆえに他の科目に時間をとられているなと感じてたので、極力この授業の時間だけでも国語の力の向上・維持をできるようにこちら側もいろいろと誠心誠意やってたっていう感じですかね。あとは、文学史の知識ですかね。東大を目指すっていうのを知っていたので、そこまで文学史の知識は必要ないとは思ってたんですけど、必要最小限の量は毎回繰り返ししつこく確認してたね。
並木:それは暗記というか、来週までにこれ覚えてきてっていう課題としてですか?
上野:そうです、丸暗記の部分を。私立を第一志望で目指しているわけじゃなかったので、教材は使わずに、必要最小限の三大なんちゃらを単発的に授業中に「前回言ったこと覚えてる?全部挙げてみて」みたいな感じで答えてもらっていました。
並木:上野先生からみて小川君の合格の秘訣は?
上野:合格するだろうとは思っていました。99%ぐらい受かるだろうと思ってて。秘訣は素直。言われたことをきちんとやってくる。予習も宿題も。さっき挙げてくれてうれしかったのは、おまじないですね。そういうのってなかなか宗教っぽいじゃないですか(笑)。感謝の気持ちを忘れると努力が水の泡になっちゃうので。

並木:大学生活を送っていくうえで東大の先輩として、伝えたいことはありますか?
上野:楽しんで。サークルもそうだし、バイトとかもぜひ究進塾で。恋愛とかも楽しんで。意外と4年間って長いようであっという間だから、悔いのない4年間を過ごしてくれた方がいいと思う。あとは、小川くんはそうはならないと思ってるけど、東大生の中には、東大合格して天狗になってそこで成長がストップしたっていう友達も見てきたから、謙虚な姿勢を忘れずに。努力してくれれば。これも宗教っぽいですけどね(笑)。

受験期の精神面について、受験生へメッセージ

並木:スランプの時期はありましたか?
小川:高2のときに。高2の最後のほうでは、他の生徒も受験前に成績を伸ばしてきたので伸び悩みがありました。でも、今までやっていた通りに授業受けて、勉強して、結果的に伸びたのかなと思います。
並木:部活は入ってたんですか?
小川:高校1年まで陸上部でした。
並木:2年からは特にやらずに?
小川:生徒会は入っていましたね。
並木:勉強しやすい環境ではあったっていうことですね。
小川:そうですね。
並木:直前期は緊張で眠れなかったりしませんでしたか?
小川:あんまり。結構寝ないといけないタイプなので、睡眠は重視していました。
並木:睡眠時間は何時間くらいですか?
小川:9時間。センター終わったら(特に気を付けて)9時間取っていました。
並木:すごいな、それで現役合格って。東大を目指す後輩に向けてメッセージはありますか?
小川:(入試は)才能とかを図るものではなく、努力したら結果はでると思います。人生に一度しかない大学受験なので、できるだけ楽しみつつ結果を残せるように頑張ってほしいです。

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