森様 合格者インタビュー

お名前

森 和宏 様

合格した大学院・専攻

東北大学 工学部 化学・バイオ工学科
早稲田大学 先進理工学部 応用化学科
東京理科大学 理学部 化学科 B方式
東京理科大学 理学部 応用化学科 B方式、C方式
東京理科大学 創域理工学部 先端科化学 B方式
明治大学 理工学部 応用化学科
立命館大学 生命科学部 応用化学科

出身大学・学部・学科

本郷高等学校

受験した年度

2024年度入試

 

インタビューQ&A

松本:今回の受験で、森くんが、どういうところに受かって、どこに進学するかを教えてください。

森様:はい、東北大学 工学部 化学・バイオ工学科に進学することになりました。
合格した大学は
・早稲田大学 先進理工学部 応用化学科
・東京理科大学 理学部 化学科 B方式
・東京理科大学 理学部 応用化学科 B方式、C方式
・東京理科大学 創域理工学部 先端科化学 B方式
・明治大学 理工学部 応用化学科
・立命館大学 生命科学部 応用化学科
です。一方、不合格になった大学が…

松本:それはね、なくて大丈夫。(笑)

久松:(笑)

 

🔵化学を専攻する理由と将来の夢

松本:大学では化学を専門分野としつつ、警察捜査などに関する化学の専門領域を磨いていきたいと聞いたんですけど、具体的にはどういう勉強をしていきたいですか。

森:とりあえず毒物の研究をやりたいです。体内に入った毒物をどうやって検出するのかっていうことです。今現在、代謝が早くて、検出することが困難な毒物が存在するんです。そうすると、もしその毒物を使って殺人が起こったとき「病死」となってしまって、真実は明らかにならないまま、人が亡くなってしまうんですよね。だから、そういうのを見分けたいなと思っています。そのための鑑定器具を作りたいです。


松本:そういうことに興味を持つきっかけっていうのはありましたか。

森:『科捜研の女』というドラマです。

松本:なるほど。ドラマに興味を持って職業選択をする人も、意外と多いですよね。ドラマを見て弁護士になりたいとか、医者になりたいという人も多いので。森くんも、エンタメから興味を刺激されるっていうパターンだったんですね。

 

🔵予備校と究進塾に感じた違いについて

松本:究進塾に切り替えるまでは大手予備校にも通っていたと思うんですが、究進塾の授業と予備校の授業には、どういう違いがありましたか?

森:予備校の授業っていうのは、自分がわかっていることや、わかる問題までの解説も含まれるので、いくつか無駄な時間があるというところです。一方で、究進塾の授業は、自分でわからないところだけを重点的に聞くところなので、授業の全ての時間に効果があって、つまり無駄な時間がないっていうことなんです。

松本:森くんは、自分が「こういう授業をしてほしい、これをやってほしい」っていうことを明確に持ってくるパターンが多かったので、ただ授業を受けるというよりは、自分でもそれなりに準備したものを持った状態で授業に挑むっていうスタイルでしたね。受動ではなく能動的に授業を受けるっていうのが、先生側からしてもすごくいいところだなと思います。

久松:そうですね。

森:予備校では、そうやって能動的に授業を行うなんて絶対できません。

松本:どうしても聞いてるだけになっちゃうっていうことですよね。
久松先生の授業と、自分の授業、2つ受講されましたが、ここは良かったなって思うところはありますか。

森:問題を見た瞬間、一瞬で解法を思いつけるっていうところがすごいなと思いました。

松本:久松先生の数学力が、飛び抜けてると。

森:はい。

松本:久松先生としては、授業を行う上で、何か心がけていたことなどはありますか。

久松:なるべく途中の悩んでるところは見せようと思って授業はしていました。出来あいの解答を提示するんじゃなくて、「これ、こうやるといけそうなんだけど…」って言いいながら。うまくいかないことも時々あったりするんですが、ついでにそういう失敗するところを見せて、悪あがきというか「ああでもない、こうでもない」って色々してみせて、問題を解くとっかかりを掴むところを見てほしいな、というのを心がけてやっていました。

森:個別授業のいいところは、数学の問題を解くときに、どこの部分がわからなくて解けなかったのかが明確になるところです。
例えば数学の問題があるじゃないですか。最初の部分はわかっているけど、その後で、ある一部分がわからないからこの先がわからない、っていう。だから、その「あること」に気づかせてくれれば、その後はもう自分で解けるのか、それともできないのか、っていうところを明確にすることができます。

久松:確かにそうですね。「この知識が抜けてるからここで止まっちゃうんだ」とわかれば、逆に言うと「ここさえ抜けられれば多分最後までいけるよね」となりますよね。

森:予備校だと、自分が止まってしまったところの後も全部解説されてしまうので、そのあとの計算ができるかできないか、っていうことが、わからないままなんです。

🔵個別授業の内容は

松本:英語の授業では、受験の後半に差し掛かった秋ぐらいから、ほとんど過去問ばかりをやっていました。私大のMARCHの過去問から始めて、特に受けた早稲田と東北大の過去問、そして早慶、あとは共通テストの予想問題集など、後半は実践的な問題しかほとんど使わなかったという感じでした。
数学や物理に関しても、多分同じような形ですよね。

久松:そうですね。9月から開始したっていうのもありますけど、本当に基本的なところはもう既に、一応一通りできているとして、実際に過去問を解いてみてもらいました。そこで突っかかったところで、さっきの話にあったような「この知識が足りないからここがいけないんだ」ってなると、「じゃあそこはしっかり復習しておかなきゃね」という方法をメインにしてやっていた感じです。

松本:英語は1年以上受講していただいて、理数科目に関しては大体半年ぐらいですかね。その前は大手予備校に通われていて、9月から数学・物理の実践演習に入る段階で究進塾で久松先生に教わり始めました。この過去問をやる中で、森くんの実力が伸びてるなという感覚はありましたか。

久松:ありました。最初は、記述がちょっと苦手だったというのもあったので、記述の解答をちょっと細かめに見ていくというふうにやっていたんですけど。最初は割と「明らかにそこからこれは言えないんじゃない?」となる部分があったりしたんですが、進んでいくにつれて、後半はどんどんそういうのがなくなっていきました。

森:究進塾では、別解とかも見てくれるので。それに比べて予備校の授業は、解答一答でしか教えてくれないから「この方法じゃ駄目なのかな」とか、別の解法がわからないというのはありました。

久松:別解については結構やっていましたね。授業の中で「自分はこんなふうにやったんですけど」っていうことを聞いて、それで「じゃあやってみるか」ってなるんですよ。やってみて、うまくいくときもあるし、途中でワーッてなっちゃうときもあるんですよ。「うわー、これここの、さっきこの方法でここで突き進んでいくと、ちょっとしんどそうだね、だからこれやめた方がいいんだね」みたいな。

森:個別じゃないとそういうことはできないです。

松本:模範解答を見るだけじゃなくて、自分の解答がどこまでどう正しいのかっていうのを先生に見てもらわないと、改善点が見いだせないっていうことですよね。

🔵取り組んだ過去問の量について

松本:過去問ばっかりやっていた時期も多かったと思うんですが、私大、国公立、共通テストの過去問は何年分ぐらい解きましたか。

森:早稲田は英語が5年分で、それ以外はもうちょっとやっていました。東北大が全部で15年分ぐらい、理科大とかは5年分やったかやってないか、というところです。

松本:志望度が高い大学は、やっぱり10年分ぐらいはやっておいた方がいいっていうことですよね。それでようやく早稲田とか東大に受かってるというのが、実際のところですかね。
実際、共通テストに関しても10年分ぐらいは解いてもらったので。3年分だけやって終わり、というのは、過去問分析としては不十分というのが正直なところですよね。

 

🔵試験当日に大切なこと

森:あと、試験会場に時計を忘れないことが大切だと思います。

久松:(笑)

松本:大丈夫?忘れなかった?忘れたの?(笑)

森:早稲田のときに、忘れそうになったんです。

松本:危ない!

森:本当にやらかしたんだけど、数学の問題をよく読み終わって一回もう結構落としてて。いろいろトラブルを起こしました。

久松:最近とか特に、時計もスマホで済ませちゃう人が多いので、試験中に「スマホ出せないんだよな…」ってなりますよね。

松本:結構危ないですよね。

久松:時計、忘れちゃいけません。会場に時計ないことありますしね、普通に。

森:ほぼ時計ないです。どこもないです。

久松先生:どこもないか。

松本:あれ何か理由があるのかもしれませんね。

久松:会場に置いてある時計がズレてたら面倒くさいことになるから、とかはあるかもしれませんね。

松本:確かにそうですね。

森:大学って、もう時計が無いです。そういえばこの部屋も時計ないですね。

久松:確かに。

松本:この部屋はたまたまありませんね。他の部屋はあります。

 

🔵得意科目と興味の持ち方

松本:数学と物理化学、特に化学は専攻にするし、かなり好きなのかなと思いますが、好きになったり得意になったきっかけはありますか。

森:やってみて、とっても興味深い内容だったというところですね。

松本:高校の授業を受けて、ということですか。

森:はい。僕が通っていた大手予備校の物理が最初だったら絶対やる気をなくしてると思います。

松本:解説が極端に難し過ぎたんでしたっけ?

森:解説がある場合は、本当に難しすぎるか早すぎてついていけない、というところです。

松本:そうなんですか。

森:なのにその授業はなぜか人気で、毎回取る人が多いんですよね。意味がわからないです。

松本:伝統的に人気の先生なんですか。

森:いやどうなんでしょう。意味がわからなくて。内容も速すぎてついていけないんですよ。

松本:そんなに早いんですか。

森:だから、聞いてみてとっても興味深い内容だったら、どんどん自分でやりたくなる、っていう感じです。

松本:やっぱり、刺激される、触発されるようなものじゃないと、なかなか「やろう」という気持ちにはならないってことですよね。

森:そのせいで、文系科目の英語、国語、社会は聞いていても全然面白くなくて。

松本:究進塾では苦手な状態からスタートしましたね。ただ、もともと記述する力は比較的あったので、人に比べると和訳、作文とかは初期段階から「頑張って書いてくれてる」という感じがありました。ただ、ベーシックというかオーソドックスというか、よくあるミスがあって。例えば英語だったら三単現(三人称・単数・現在形)をつき合わせるとか、そういう基本的なミスが割と多かったので、それを毎回毎回、添削してブラッシュアップしていって。それでそれなりのものは書けるようになってたかなっていうふうに思うので、東北大学の2次試験単体で見れば、かなり余裕がありましたもんね。他の科目も含めて。

久松:そうですね。共通テストでちょっとビハインドがありましたが、多少のビハインドぐらいだったら跳ね返せるでしょうという感じになっていたと思うので。

松本:それぐらいの実力はあるかなっていうのが、教える側の見立てでもあったので、多分ですがご本人としても、実は結構自信はあったんじゃないかなと思います。

久松先生:共通テストは得意じゃないけど、2次力はあるぞっていうふうに、多分本人は思ってたと思うので。それが実際その通りに、あの結果に結びついてるのかなと思いました。

 

🔵大学生活へ期待すること

松本:大学へ入ったら、勉強とか生活とか、いろんなものがあると思うんですけど、どういうものを大学に期待してますか。

森:まず女子ですね。

松本:恋愛がね。中学、高校と男子校だったから、6年間男子校だとなかなか出会いがないですからね。

森:そうですね。東北大学は文系もあるんで、女子もかなり多いですけど。それに関して東京工業大は…。

久松:東工大はちょっとね、っていう(笑)

松本:東工大は当初志望してたけど、男子校に近いんじゃないかと。

久松:ほぼ男子校ですよね。(笑)

森:女子とのコミュニケーションが…。

松本:人生における損失みたいな言い方になりそう(笑)。

森:大学雑誌で東工大化学一緒って人がいるんですけど、一番本当に大丈夫なのかなって。それも工学系って女子が一番行かなさそうなところなんで。

久松:いないです(笑)。本当にいないです。

松本:東工大ですか?

久松:東工大の工学院、今いろいろわかれて工学部なんですけど、東工大で女子がいる学科というと、そうですね、生物系にいるんですけど…生命科学はいて、建築にもちょっといて、あと理学部の化学科にもいるんですけど、他のところほとんどいないですね。

森:数学科ってどれくらいいますか。

久松:数学科はうちの学年には女子はいなかったです(笑)。

松本:え、1人もいないんですか。

久松:1人もです。

森:そういうところへ行くともう“男子校”ですよね。

久松:そう。1、2学年下に1人いたかなー、みたいな感じだったので。

松本:数学科って、学年に何人ぐらいいるんですか。

久松:数学科はうちらのとき30人でした。

松本:じゃあ0/30?

久松:0/30です(笑)。

松本:森くん、そこに進学するとしたら、どう?

森:いや、もういい…。

久松:いやだよね(笑)。

森:10年間男子校で過ごすんですよ。ちょっと…。

松本:ちょっとそれはね、あんまり良くないね。人格形成としてもよくなさそうな気がします。

森:10年間男子校は…。

久松:進路選択の、十分な理由ですよ。

松本:自分も東工大と東北大で進路を考えてるっていうときに、やっぱり総合大学の方がいろんな意味でメリットが大きくて。しかも東北で一人暮らしをするっていうのも、森くんにはプラスなんじゃないかなというのを思って。そういう意味でも東北大を勧めたっていうのがあるんですよね。

森:でも家から離れるのはちょっと物悲しいっていうのはあります。

松本:まあそれはそうだよね。お父さん、お母さんから、アドバイスもいろいろあったと思うんですけど、勉強や生活面などで、何か励ましの言葉とか、アドバイスはありましたか。

森:そんなことはあんまり聞いていないですね。そもそも父親は仕事の事しか頭になくて、自分の子供の受験については興味がないっていう。

松本:ある種、いい意味で放任主義っていうか、本人の意思に任せてるっていうことかなと思うのですが。本人への信頼の証でもあるのかな。

久松:と、思いますけどね。やりたいようにやって欲しいっていう。

松本:森くんが、他の生徒と比べても自立してることは、よく見える生徒なので、やっぱり「この子であればちゃんと自分で決断して、スケジューリングをしてやるだろう」っていうのは多分、お父さんお母さん、特にお父さんには見えてたのかなって思いますね。

🔵部活動について

松本:部活は何かされていましたか。

森:部活は中学・高校と、バスケットボール部をやっておりました。小さい頃の習い事はスイミングや体操をやっていました。

松本:スポーツをたくさんやっていて、結構体力があったと思うので、それが受験では良い方向に働いたのかなっていう感じはあります。たまに、風邪ひいてるなって感じることもあるんですけど、それでも勉強をやりきるっていう根性が、かなり座っていたので。

森:風邪でも無理やり押し切ってやろうとしてました。

松本:良かったんだか悪かったんだか、ちょっとわからないところもあるんですけど。とにかくへこたれないっていう、いい意味で自我が強いところがあるので。

森:部活があって、毎朝5周走るんですけど、雨の日も5周走るんですよ。

松本:それ風邪を引いてしまうでしょう。

久松:本当、引退まで部活やってたっていうから、やっぱりそういうガッツって、きっとね、いろんなところで活きるんだろうなと思います。

松本:そうだと思います。

 

🔵先生から大学生活へのアドバイス

久松:仙台は新幹線があるから、東京まで帰ってくるのは一時間ちょっとくらいですね。

森:なのでそんなに距離は感じません。

久松:そういう意味では、良いかも知れませんね。
大学生活で、一つ私からアドバイスしておけることがあるとするならば、工学の単位だけは頑張って取ってくださいねということです。何かよくわからないけどどこの大学でも、工学を落とすと急に留年が危険信号みたいなことになるらしいんです。またこれもよくわからないんだけど工学が朝早い時間の授業に入ってることが結構多いんですよね。だから、寝坊とかしないように気を付けてくださいね。1人暮らしだから、ご飯は出てくるっていうのはあるけど、だらけると寝坊とかしちゃうので。
でも昔と比べると、最近の大学は出席がうるさいので、自然とちゃんと授業は出るかな。

 

森くん、久松先生、ありがとうございました。

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