近藤さん合格インタビュー2

大阪大学基礎工学研究科システム創成専攻社会システム数理領域に合格された近藤さんと、担当講師の永島行平講師に究進塾代表の並木がインタビューしました。

合格の要因

並木:なるほど。ご自身で振り返って、合格できた要因は何だと思いますか?
永島:やはり『完答できなくても途中経過を必ず書きなさい』ということですね。実際自分の解答がほとんどそれなんですよね。それで結構点数もらえていたので。点数も開示されて、僕は500点中330点台で、平均が340点、最低点が298点くらいなので、まずまずな点数をとれていたっていうのは自分でもびっくりしました。
並木:永島先生から見て、合格の要因は何だと思いますか?
永島:近藤さんは最初からしっかり点数を取りたいと考えていたんですよね。大学院受験をするためには踏むべき行動のステップがあるんですけど、近藤さんはオンラインを始める前からちゃんと踏んでいて、初めの段階で過去問の情報も揃っていたし、自分なりに『これができない』『これができる』とある程度選り分けていました。僕としては、あとは何を埋めてあげたら合格にぐっと近づけるかなということだけでした。間違わない背中の押し方をすれば受かるかなっていう感じは最初からありました。
並木:大学の専攻と、大学院で行くところは近いのですか?
近藤:かなり近いですね。数学の応用が加わったと思っています。今やっているのは完全に理論の抽象的なことなんですけど、今度は『社会にもなるべく活かせるようなもの』というのが加わります。

並木:永島先生から見て、なにか近藤さんに大学院に進むにあたってメッセージなどありますか?
永島:すごく意志がはっきりしていて「ここ受かったらいいなぁ」とかではなくて「ここに絶対受かりたい」という気持ちで始めて、ちゃんと受かったので、もっと知らない自分に出会ってほしいなぁと思います。大学院受験の時に「これ失敗したなぁ」とか「もう少しこうすればよかったなぁ」とかあったと思うので、それを大学院で巻き返して自分を超えてほしいなぁと思います。で、大学院を卒業した後に「こんなところに行きました」「こんな風になりました」と報告をもらうのを楽しみにしています。
近藤:(笑)
並木:今後その先の研究に進むとかは今のところ考えはありますか?
近藤:博士課程ということですよね?五分五分です。自分がまだ行けるとか、楽しいとか思ったら(博士課程に)行くと思いますけど、やってみないとまだわからないですね。
永島:大学院って結構短いんですよね。研究室にもよるのかもしれないですけど、結構阪大とかそういうクラスになるとおばけ(=天才)がたくさんいるので、そういう人たちに埋もれないように準備しておくのもいいんじゃないかと思いますね。
並木:分かりました。ありがとうございます。近藤さんから、なにか言い残したことなどありますか?

英語の試験について

近藤:そうですね……。ひとつあるとすれば、英語の試験ですね。英語の結果って必ず提出する必要があると思うんですけど、正直言って、あまり見ていないと思いました。早稲田大学とかは理工学部だとスコアが500点以上じゃないといけないと書かれているので、書き方的に(500点以上より)もっと取らないといけないのかなって思ってしまうんですけど、TOEICがいろいろな評価の中心になった影響で、入学前の指定された期限までに500点以上のスコアを出せばいいっていうことになっていて、実質500点以上はもうほぼ評価をしない、みたいなことを言っているようなものなんですよね。それはTOEFLでも同じ基準みたいなものがあるんですけど。どれも『そのスコア以上でないと提出を認めません』みたいに書いてあるんですけど、今回で、事実上それ以上の点数を取れば、英語評価しないのかなっていうのは明るみに出ていますし、東工大も似たような感じですね。
永島:東工大は結構そうなんですよ。大学受験も英語はすごく簡単なんですよ。それは、英語だけで間違って受からないようにってことなんですけど。数学のセンスを見たいっていうような問題作りをしているんですよね。英語を簡単にする代わりに、物理と化学を別々にして、そっちを見たいっていうプレッシャーはありますよね。
近藤:あとは今回受かった阪大の基礎工学研究科で僕が出したスコアが、確かTOEFLで
30点台で1/4くらいなので全然なんですけど、それでも受かったので多分事実上評価されていないんだと思います。そういうのを感じると、自分が2月に大学院入試をしたいと思って、実際に始めたのが4月とさっき申し上げたんですけど、2月・3月の2か月間というのは英語を勉強していたんですよね。だけど正直無意味だなって後々思ったんですよね。そこまで頑張る必要性はないと思いました。
並木:なるほど。
永島:でもそれは数学系の話だけかなと思います。
近藤:まぁそうですね。
永島:数学は逆に英語が出来ても……みたいなところがあるので。本当に数学ができないと、もうなにもやらせられないっていう。逆にほかの学科だと「英語でやるから」とか。英語が出来ないとついていけないよっていう場面が多いんだったら、英語のほうを見ると思います。でもとにかく数学は難しかったので、数学で見ているんだろうなとは思いました。確かに今思えばそういう感触は強かったなと思います。
並木:なるほど。ちなみに大阪大学は英語の基準点は示されていたんですか?
近藤:いや、ないですね。
並木:ないんですね。出せばいいという感じですか。
近藤:そうですね。
並木:実質あまり見ていないということですかね。
近藤:その可能性は高いと思いますね。
並木:なるほど。皆さんは英語が大きいんじゃないかと思って頑張るけど、実際あまりそこは見ていないんじゃないかっていう。
近藤:ただ永島先生もさっきおっしゃっていたように、研究室によっても違うと思うので、だから研究室にいる先輩に話を聞くっていうことも大事かもしれないですね。僕、自分がこれから行く研究室の先輩に話を聞いたんですよ。
並木:なにかしらそれはコンタクトが取れたんですか?
近藤:そうですね。それでもう一つあったのが、面接で何を聞かれるかっていうのが結構重要だなと思って、Zoomで先輩に聞いたときと同じようなことがめちゃくちゃ聞かれたので。第一志望に指名した先生が基本的に一方的に面接をするのが、他もおそらくそんな感じだとは思うんですけど、自分の受けたところはそうでした。だから第一志望の研究室に配属されている先輩から、面接でどういうことを聞かれるかは聞いておいたほうがいいと思います。
並木:近藤さんはどんなふうにコンタクトを取ったんですか?
近藤:まず教授に連絡をしてZoomでお話をして、そのあとに自分から「先輩と話をしたい」と言って話をつけました。
並木:そしたら先輩の学生さんを紹介してくれたということですね。
近藤:そうです。
並木:じゃあむしろ学生さんの情報のほうが役に立ったということですね。
近藤:そうですね。僕、東工大はちょっと面接で失敗してしまって落ちてしまったんですけど、その点阪大は面接が完璧にできました。
並木:それはやはり事前の準備が阪大のほうが出来ていたということですか?
近藤:そうですね。東工大のほうは研究室の先生と話しただけで、学生さんとはそんなにコンタクトをとっていなかったので。
永島:受かりそうだなって感覚は、本人には内緒にしていましたけど最初からあったんですよね。根拠のひとつが、近藤さんは情報に貪欲だったことです。そこで失敗しちゃう生徒ってたくさんいるんですよ。『教授と一回コンタクトを取りなさい』って公に書いてあるんですけど、それを額面通りにしかやならい子が多くて。どんなルートでもいいから、その下についている学生にコンタクトをとって「どんなことを聞かれるんですか?」とか。二十歳過ぎた採用とか、大学院受験とか、そういうのがすごく大切だと思うんですよね。

並木:ちなみに近藤さんは大阪大学のほうでそこまで行動したってことは、やっぱりそっちのほうが行きたい度合いが強かったってことですか?
近藤:そうですね。その当時はめちゃくちゃ大阪大学に行きたいと思っていました。あと問題がめちゃくちゃ難しくて、webで見たら学生が研究室訪問とかに運がよかったら解答を見せてくれると書いてあったので、もしかしたら入手できるかなと思って学生さんにお願いしようかなと思ったんですけど、それは残念ながらくれませんでしたね。
永島:近藤さんの戦いは、阪大の内部生徒との戦いなんですよね。だから、内部生だと『よくわかってないのにこういう解答を先輩が書いていたから書けばいいかな』とか。でも近藤さんはそのへんをちゃんと理解して書けた人なので、アドバンテージが活きていたんじゃないかと思いますね。
近藤:最初究進塾の存在も知らなかったので、解答をどう集めるかと苦労したんですけど、その時に究進塾の存在を知ったので、トライをしたっていう感じですね。
永島:でもだんだん、1日中考えていれば自分でも出せるのかなっていう点には到達してくれたかなとは思うので、結局解答って、探すより考えて出したほうが早かったりするんですよね。僕も学生の頃は探したりとかっていう時間に割いたりしていましたね。
並木:不安ですもんね、自分だけ考えるのは。
近藤:そうですね。合っているかどうかも添削する必要があるので。
並木:その点でやっぱり先生がいるっていうのは、だいぶ違いますか?
近藤:だいぶ大きいですね。
永島:そうですね。これでいいって自信が持てるので。

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