【短大生・専門学校生向け】大学院受験(高度専門士)

文部科学省のHPに書いてあるように、「平成17年の9月9日の制度改正により、専門学校のうち、修業年限が4年以上等の要件を満たしたもので、文部科学大臣が指定した課程の修了者に、高度専門士の称号が付与されることとなりました。」

「高度専門士」の称号が付与される専門学校の要件
1 修業年限が4年以上
2 総授業時数が3,400 単位時間(124 単位)以上
3 体系的に教育課程が編成されていること
4 試験等により成績評価を行い,その評価に基づいて課程修了の認定を行っていること
(以上、文部科学省HPより)

高度専門士の学位を取得できる専門学校の方は、大学院受験資格があります。高専の人たちで専攻科を卒業して大学院に進学する人たちは多いですが、専門学校からの大学院進学はまだあまり多くありませんので、専門学校にはノウハウが蓄積されていないことが多いと思いますので、高度専門士の大学院受験支援をして合格に導いたことがある講師がいる究進塾にお気軽にご相談ください。

「その他、短大、専門学校からの大学院進学」
文部科学省のHPには、大学院の受験資格が以下のように記載されています。
修士課程・博士課程(前期)の入学資格は以下のいずれかに該当する方に認められます。
1大学を卒業した者(法第102条)
2大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された者(施行規則第155条第1項第1号)
3外国において、学校教育における16年(医学、歯学、薬学又は獣医学を履修する博士課程への入学については18年)の課程を修了した者(施行規則第155条第1項第2号)
4外国の学校が行う通信教育を我が国において履修することにより当該国の16年(医学、歯学、薬学又は獣医学を履修する博士課程への入学については18年)の課程を修了した者(施行規則第155条第1項第3号)
5我が国において、外国の大学相当として指定した外国の学校の課程(文部科学大臣指定外国大学日本校)を修了した者(施行規則第155条第1項第4号)
6外国の大学等において、修業年限が3年以上(医学、歯学、薬学又は獣医学を履修する博士課程への入学については5年)の課程を修了することにより、学士の学位に相当する学位を授与された者(施行規則第155条第1項第4号の2)
7指定された専修学校の専門課程(文部科学大臣指定専修学校専門課程一覧)を修了した者(施行規則第155条第1項第5号)
8旧制学校等を修了した者(昭和28年文部省告示第5号第1号~第4号、昭和30年文部省告示第39号第1号)
9防衛大学校、海上保安大学校、気象大学校など、各省大学校を修了した者(昭和28年文部省告示第5号第5号~第12号、昭和30年文部省告示第39号第2号)
10大学院において個別の入学資格審査により認めた22歳以上の者(施行規則第155条第1項第8号)

(以上、文部科学省HPより)

10の「大学院において個別の入学資格審査により認めた22歳以上の者(施行規則第155条第1項第8号)」とありますが、短大出身、専門学校出身(高度専門士の学位を取得できない専門学校)も希望する大学院から受験資格をもらえれば、短大、専門学校卒業後に社会人経験を積めば、大学院に飛び級することが出来るようになっています。 

アメリカ合衆国のように天才の子どもが大学に飛び級するような文化が日本にはありませんが、大学院入試では、短大、専門学校で学んだ後に社会人経験を積んだ人の飛び級はあります。どこの大学院でもそうしたひとたちを受け入れているわけではなく、明治、立教、法政の一部の研究科(社会人の受け入れが多い平日夜間と土曜日に学ぶ社会人大学院)で、短大卒、専門学校卒の人の受け入れに比較的熱心です。

有名人だと、
・専門学校卒の安倍昭恵さんが、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科
・短大卒の菊池桃子さんが、法政大学大学院政策創造研究科
・工業高校卒のロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
・元プロ野球の桑田真澄さんが、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科
・高校卒の恵俊彰さんが、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科

といった例がマスメディアを通して報道されて来ました。早稲田慶應は、大学を出ていない人たちへの大学院受験の資格のハードルは高めですが、MARCHの大学院の一部の社会人大学院には比較的広く門戸が開かれています。

 複雑な入試のやり方ですので、なんだかよく分からなくて当惑している方が多いようですので、興味がある方は、究進塾にご相談ください。

短期集中コース

時間がないという方に向けた短期集中プランもご用意しております。
学び方は様々です。ご自身の目標や勉強スタイルに合ったコースをお選びください。

短期集中コースはこちら

料金

入塾金・授業料・管理費のみです。
支払い方法は、受講した時間分の授業料を翌月に後払い(銀行振込)となります。

料金についてはこちらのページをご覧ください。

無料体験申込フォーム

© 2001–2024 究進塾 All Rights Reserved.