英検コースーカリキュラムサンプル

授業回数や受講期間を決めるメリット・デメリット色々とあるかと思います。回数を決めた場合はある程度細かいカリキュラムの設計が可能になるのですが、級によって難易度や出題形式が異なるため、各コースの中でも級ごとにカリキュラムを変える必要があります。

一例として、3ヶ月コース(12回)で2級受験を目指す受講者のカリキュラムをご紹介します。
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(例)2級の場合
※合計12回のうち各セクションの内訳は、R:4回、L:1回、W: 3回、S:3回、W&Sまとめ:1回となっています

Day1

英検の概要説明。
Wの採点基準を確認。基本的な構成方法、テンプレートを紹介。過去問を使用して一回分演習&添削。
※Day2以降は、授業時間の内で20分間程度は事前に提出してもらったライティングの添削を行う。答案をメールで事前に提出してもらい、添削も事前にメールで共有するというのがベスト。

Day2

Lの学習法(音読、リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイング)について説明。過去問を使用して、第一部・第二部からそれぞれ一問ずつピックアップして実践。
※Day3以降はWに加えてLの宿題を出し、シャドーイング等の出来の確認をします。

Day3

Rの[2](単語・イディオム・文法)の過去問演習と解説。
英検突破の大きなポイントとなる単語力アップについて。単語暗記方法について共有。文法学習についても補助的に説明。
※Day4以降は、WとLに加えて、単語・文法・長文も宿題として出して管理していきます。

Day4

Rの[2A][2B](長文の語句・文補充問題)の過去問演習と解説。ディスコースマーカーの暗記、論理展開の把握の意識付けがテーマ。

Day5

Rの[3A](メール形式の長文読解)の過去問演習と解説。メールの概要を聞く設問や、依頼の内容を聞く設問などの典型問題がテーマ。
Rの[3B](通常の長文読解)の過去問演習と解説。論理展開で解ける問題を知ることと、本文と選択肢のパラフレーズの度合いを理解することがテーマ。

Day6

Sの試験本番の流れや問題形式の説明。採点項目や減点行為の共有。
音読パート、Q1、Q2の過去問演習&解説。Q1のHowやWhyの質問に対する答え方とQ2のイラスト問題のテンプレートの習得がテーマ。

Day7

SのQ3、Q4の過去問演習&解説。基本的な受け答えの流れと、クエスチョンに対して良いアイデアが思い浮かばなかった時にある程度の回答を作るにはどうするべきかというのがテーマ。Q1、Q2の演習も行う。

Day8

Wの過去問演習&添削。(事前に提出された答案の添削+その場で演習してフィードバックも行う)

Day9

Rの[3C](通常の長文読解)の過去問演習と解説。

Day10

SのQ1~Q4までの過去問演習と解説。

Day11

Wの過去問演習&添削。(事前に提出された答案の添削+その場で演習してフィードバックも行う)

Day12

WとSの総復習。

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