2015/7/28

個別指導と集団授業の比較

今回は、「個別指導と集団授業の比較」について書きたいと思います。

受験生や親御様の中には、個別指導塾と集団授業の塾で迷っている方もいらっしゃるでしょう。

そういう方に向けてヒントになれば幸いです。

集団授業

プラス面

講師のプレゼン力が高い

一般に大手予備校の集団授業を担当する講師は指導力が高いと言われています。ここで言う指導力というのは、印象に残る言葉選びや板書法など、いわば「プレゼン力」とも言うべきスキルです。もちろん個人差や相性もあるので一概には言えませんが、今では人気講師の授業はyoutubeやスタディサプリなどで見れますので、どの程度分かりやすいかはすぐに見て確認することができます。

ライバルから刺激を得られる

同じ授業をライバルが勉強している姿には刺激を受けやすいはずです。もちろん話して友達になれば毎日が刺激的にはなるでしょう。よい友達を作ればよりよい刺激が得られます。

費用が安い

講師一人に対して大人数の生徒で成り立っている事業形態なので、一般的には集団授業の方が安いです。

マイナス面

自分のペースで進めることができない

集団授業ではテキストがあるので、そのレベルが生徒さんのレベルに合わないとついて行くのが厳しくなります。大手予備校に通う生徒で「予備校のテキストについていけない」という人は大勢います。特に駿台予備校に顕著ですが、他の予備校も、少なくとも基礎レベル(=学校教科書の例題レベル)は身についていないと受講しても効果は薄いです。

分からない問題について質問しにくい

質問は少ない休み時間に他の受講生と競って担当講師に質問せざるを得ないので、質問をするのは難しいのが現状です。

演習量は自分でカバーする必要がある

予備校の集団授業はあくまで授業が主役です。そのため、限られた授業では少ない問題を密度濃く解説することが重視されます。演習量はテキストの問題だけでは足りないので、復習として自分で演習する必要があります。

こういう人に向いています

復習でやるべきことの学習計画を自分で立てられる

テキストの予習復習だけでは量的に不足があるので、そこに何を追加するべきか、いつまでに教材を終わらせるべきか、といった判断ができる生徒には向いていると言えるでしょう。

同じ立場の受験生に囲まれて授業を受けたり交流することで刺激を受けやすい

他の受講生のノートや授業態度、会話を通じて刺激を得られる部分があるでしょう。

個別指導

プラス面

生徒のレベルに合わせた授業をしてもらえる

生徒のレベルをヒアリングした上で、適切な教材(学校配布教材または市販参考書)を使って指導するので、集団授業に比べて生徒のレベルに添った授業ができます。個別指導講師は、「自分の知識を見せる」よりはむしろ「生徒の理解度を確認する」ことを重視しています。

講師と生徒が1対1なので要望が伝えられる

分からない問題を聞けるのはもちろんですが、進度や理解度に添って「確認テストを増やして欲しい」「過去問演習を増やして欲しい」などとニーズを伝えやすいです。

自習時間が豊富に確保できる

個別指導は1科目につき、少ない方で週に1コマ2時間程度、多い方でも3コマ6時間程度なので、残りの時間は自習に充てることができます。大学入試で結果を出すには、アウトプットの積み重ねが意外に大切で、入試で思うような結果が出なかった方はたいていアウトプットが不足しています。ですので、自習時間が多く確保できることでアウトプットを増やせるというのは強みです。

マイナス面

他の受験生との交流が期待できない

担当講師と1対1なので、他の受験生と話すタイミングは少なく、交流は期待できません。

費用が高い

生徒一人に対して講師一人で成立する事業形態のため、料金は集団授業に比べて高くなってしまいます。

こういう人に向いています

自分では何をいつまでにどれくらいやればよいか決められない

自分で勉強すると「この教材のままでよいのか」「いつまでに終わらせればよいのか」が不安になりがちです。ここで適切な判断ができないと回り道をすることにもなりかねません。個別指導では学習プランを作ってもらい、担当講師がペースメーカーとなるので、何をいつまでに終わらせればよいのか、に迷うことはなくなります。

他の受験生との交流がなくても大丈夫な人

一人で黙々と勉強できる方。または高校の同級生とは連絡を取りながらも、普段は一人で勉強したいという方には向いています。

究進塾代表:

日頃、受験生と向き合っている経験から、勉強法や親子関係など、受験生や保護者様のためになる情報を発信して参ります。
指導科目は化学。東京大学工学部卒。 趣味は合気道、読書、野球観戦。横浜ベイスターズのファン

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